理事長所信

 

阿蘇青年会議所 2019年度スローガン

「阿蘇はひとつ」
 つどい・想い・描く~実行しよう未来のために~

阿蘇青年会議所 第40代理事長 田尻 徹

はじめに

1980年10月に発足し、全国で670番目に阿蘇青年会議所は誕生しました。39年の歴史の中で様々な社会情勢の変化や自然災害が幾度となく起こるたびに阿蘇青年会議所の先輩方はその時々の苦難に向かい、時代にあった事業を構築し地域と共に活動されて来られました。歴代続く「阿蘇はひとつ」というスローガンのもと、阿蘇青年会議所の先輩方が築いてこられた伝統と阿蘇への熱い想いを第40代理事長として継承させて頂く事は、大変光栄な事であり、同時に身の引き締まる思いです。
青年会議所は、「修練」「奉仕」「友情」の三信条をかかげ、会員の一人一人が自己研鑽し、社会的責任を自覚しながら阿蘇の未来のために活動しています。近年、情報社会においてお互いの意思の疎通、コミュニティの場が多様化しました。個人個人が様々なツールを用いて、情報発信を行い共有する事ができます。それにより阿蘇地域はもとより、県内外又は海外へとタイムリーに繋がる事が可能になりました。また、私たちも阿蘇地域の活性化のために限られた時間の中で、活動を多くの方に伝える有効な手段になります。しかし、どのような時代になっても人と人とが直接顔を合わせて議論を交わし、行動を共にすることが普遍的に大事なことではないでしょうか。本来伝える事の大切さ、または感じ取る事の大切さを失ってはなりません。私は「つどい」から始まり、お互いに理解を深める事が、素晴らしい意見やアイデアを生み出すきっかけになると信じます。
今年度は、「阿蘇はひとつ」つどい・想い・描く~実行しよう未来のために~をスローガンに全会員が阿蘇の未来のために、今何をしなければならないのか、どうすればより良い方向に実行できるのかを自ら考え、行動する事業を推進して参ります。

―組織運営―

阿蘇青年会議所は、県内のLOMの中でも会員数の少ない地域です。しかし、一人一人が高い志を持ち、例会においても事業と引けを取らない素晴らしい活動を行っております。会員がJC活動において、学びを生かし各事業所に反映できる価値ある、魅力ある活動内容にしなければなりません。そのためには、一つの事業、一つの例会計画を厳密に実行し、正副会議を行うことで、各委員長の想いを表現できる素晴らしい機会になると考えます。今年度は志を同じうする仲間と共に「つどい」、より良い活動が活発にできる組織作りに務めます。

―防災―

 私たちはこれまでに九州北部豪雨、阿蘇山噴火、熊本地震、台風など様々な災害に見舞われてきました。特に熊本地震では、命の大切さ、地域の助け合いを学ぶ大きな節目になったと感じます。熊本地震から2年半が経過し、今後どのように阿蘇が阿蘇らしくあるために創造的復興を成し遂げるか。それは若い青年達のエネルギーが必要不可欠であり、阿蘇の地に根付く青年団体と連携し実行しなければなりません。また、私たちがこの地域と共に生きていくために青年会議所の役割を模索し、日頃からどのように備えていかなければならないのか、地域住民の意識改革を改めて行う必要があります。より効果的に防災・減災に繋がる活動を考え、実行する一年にしなければなりません。

―委員会―

今年度は「阿蘇発信・総務委員会」「阿蘇人づくり委員会」「阿蘇街づくり委員会」「阿蘇拡大・交流委員会」の4つの委員会を設けました。
「阿蘇発信・総務委員会」は総会や例会、理事会の記録を行い、会議所活動の円滑化を担います。また、会議所の事業や例会等の活動を事前に広報し、周知を行います。会員に対して、適正な情報を迅速に発信し、情報の共有に努めます。
「阿蘇人づくり委員会」は、未来の阿蘇を担う青少年の育成事業を行います。阿蘇の大自然を活かし、地域の子供たちに笑顔と愛溢れる郷土愛を「想い描く」事業を行います。また、会員が青年会議所の学びを深めるための活動を取り入れ、会員一人一人のスキルアップを目指します。
「阿蘇街づくり委員会」は、地域社会の経済発展と交流、防災・減災に関する事業を担います。他団体と「つどい」交流や連携を行い、阿蘇地域の未来を想い描き実行できる事業を行います。阿蘇の未来を担う青年団体が共に継続した活動を行い、互いに理解を深めて地域の課題や新たな事業の創造に取り組みます。
「阿蘇拡大・交流委員会」は、青年会議所が未来に向け、地域のために活動できる仲間と「つどい」新たな価値観と想いの共有を目指し、会員拡大を行います。その目的を達成するための交流を行い、互いの組織を尊重し合いながら情報交換に務めます。

―結びに―

「われわれJAYCEEは社会的・国家的・国際的な責任を自覚し、志を同じうする者、相集い、力を合わせ、青年としての英知と勇気と情熱を持って明るい豊かな社会を築き上げよう。」これはJCの綱領です。私は綱領を唱和する度に感銘を受けます。限られた時間の中で、地域のために私たちは今何をしなければならないのか、明るい豊かな社会を築くためには、どうあるべきかを考えさせられています。阿蘇青年会議所にご縁を頂き、多くの方と出会う事ができました。そしてさらに、今年度新たなステージにて多くの事を学び、阿蘇の未来のために貢献できる活動を行って参ります。また、私たちは青年会議所に所属しているからこそ得られる貴重な経験を地域や事業所、家庭へと活かさなければなりません。本年度は、「つどい」から始まり実行へと確実に前進する1年を誓い、会員一同邁進して参ります。
皆様方の温かいご支援、ご協力を心よりお願い申し上げます。